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名作映画「ひまわり」とウクライナの国花「ひまわり」

映画ひまわり(原題(イタリア語): I Girasoli)は、マルチェロ・マストロヤンニソフィア・ローレンが主演、1970年公開の伊・仏・ソ連・米国の合作映画です。ロケ地となったひまわり畑は、ウクライナ南部のヘルソン州にあります。数あるソフィア・ローレン主演の映画の中で最も日本で愛されている作品です。戦争で引き裂かれた男女の愛を描いた名作で、ウクライナの現状と重ねながら見る人も多く、いま全国の劇場で相次いで上映されています。映画音楽家としてグラミー賞、アカデミー作曲賞に何度も輝いたヘンリー・マンシーニのテーマ曲も世界中でヒットしました。

映画『ひまわり 50周年HDレストア版』予告編 / シネマトゥデイ(YouTube)

第2次世界大戦の戦時中、洋裁で生計を立てる陽気なナポリ娘ジョバンナと、戦線行きを控えた兵士アントニオは海岸で出会い、すぐに恋に落ちます。12日間の結婚休暇を目当てに結婚式を挙げた2人は、幸せな新婚の日々を過ごます。

終戦後、ジョバンナは夫の帰りを何年も待ち続け、ようやく同じ部隊にいたという男を見つけます。極寒の雪原で倒れたというアントニオを探しに、ヨシフ・スターリン亡き後のソ連へ行くことを決意します。かつてイタリア軍が戦闘していたというウクライナ南部の街でアントニオの写真を見せて回ります。

ジョバンナの前に、地平線の彼方まで続くひまわり畑が広がります。多くの兵士たちがこの「ひまわり」の下に眠っていると言います。無数の墓標が並ぶ丘まで案内した役人の男性は、ジョバンナに「諦めたほうが良いのでは」と言いますが、彼女はきっぱりと「夫はここにいない」と言い拒絶します・・・。そして、ようやく見つけますが・・・。

2月24日、ひまわり畑のあるウクライナ南部ヘルソン州のヘニチェスクで、武装したロシア兵の前に地元の女性が立ちはだかり「あなた誰、何しに来たの」と詰問する様子が撮影されました。ロシア兵に「(ひまわり)種をポケットに持っていってよ」と何度か促します。兵士たちが死ねば、そこから「ひまわり」が生えるからと言っています。

ウクライナの国花が「ひまわり」なのはなぜか? ひまわりの生産量が世界一だそうです。なぜ生産量が多くなったのかは、断食の際の油分がとれる食料として民衆にひろまったからです。うさみー(管理人)さんが、ひまわりの花言葉も含めて詳しく説明しています。

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