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周庭氏や黄之鋒氏に禁錮刑、各国の批判強まる(香港)

12月2日、香港の西九龍裁判所は2019年逃亡犯条例改正案に抗議するために警察本部を包囲するなどした2019年6月21日に行われたデモを扇動した罪などに問われた周庭(アグネス・チョウ)氏に禁錮10か月、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏には禁錮13.5か月、林朗彦氏には禁錮7か月の判決を言い渡しました。香港の民主化運動への支援を国際社会に訴えてきた中心的な活動家が収監されることになり、各国からの批判が一層高まることになります。

民主活動家の黄之鋒氏に禁錮13か月半、周庭氏に禁錮10か月 / ロイター(YouTube)

西九龍裁判所は、「公共の秩序と安全を壊し、市民の生命と安全を脅かした」として、黄之鋒氏に禁錮13か月半、周庭氏に禁錮10か月をそれぞれ言い渡しました。

黄氏は6年前の大規模な抗議活動「雨傘運動」に関連して、実刑判決を受けて収監されたことがありますが、周氏が収監されるのは今回が初めてです。また、周氏は、ことし8月に香港国家安全維持法に違反した疑いでも逮捕されていて、警察の捜査が続けられています。

2020年6月に施行された香港国家安全維持法のもと、政治活動に対する中国の統制が強まるなか、香港の民主化運動への支援を国際社会に訴えてきた中心的な活動家が収監されることになり、各国からの批判が一層高まることになります。

英国のラーブ外相は、声明を発表し、「司法手続きは公正かつ公平でなければならず、香港の人々の権利と自由は守られるべきだ」と強調するとともに「香港と中国の当局に対し、反対派を抑圧するキャンペーンをやめるよう求める」と厳しく批判しました。

米国ポンペイオ国務長官は3日、声明を発表し、「香港政府による、勇敢な民主活動家に対する政治的な迫害にがく然としている。平和的な抗議を封じるために裁判を利用するのは権威主義体制の特徴であり、中国共産党が最もおそれるのは、国民の自由な言論と考えだということが改めて明らかになった」と強く非難しました。

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