国連創設75年、温暖化対策や軍拡競争など、若い世代に希望

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2020年は国連(United Nations)の創設から75年になります。地球温暖化対策の遅れや大国間の軍拡競争が顕著になるなかで、国連創設の原点である国際協調を取り戻せるのかどうか難題を抱えた一年となります。最大の課題は地球温暖化対策で、先月スペインで開かれた対策を話し合う会議COP25では、国連は各国に求めている温室効果ガスの削減目標をさらに引き上げることを目指しましたが、合意は得られませんでした。

Isamu Noguchi Black Slide Mantra in Sapporo Oudori Park Japan

パリ協定が2020年から本格始動するなか、発展途上国や温暖化対策に積極的な国が、より大胆な目標を各国が打ち出すことが重要だと主張。これに対して、ブラジル、中国、オーストラリア、サウジアラビア、米国などが反発したということです。

国連のグテレス事務総長は「がっかりした」との声明を発表。「国際社会が気候危機に立ち向かうために熱意を高め、適応し、資金を工面する重要な機会を失った」と指摘しました。そのうえで「全ての国はあきらめてはならないし、私もあきらめない」と述べています。

新年のメッセージで、グテーレス事務総長は「気候行動やジェンダー平等、社会正義、人権などの課題について、若い世代が声を上げています。その情熱と決意に励まされます。ともに未来を築きましょう。国連は皆さんの味方です」と語っています。

国連は創設75周年を記念して、世界の人々に対し、未来に関する対話(global conversation)を促しています。気候危機から人口構成のシフト、さらにはテクノロジーの未知なる前途に至るまで、劇的な変化と複合的な課題に直面する世界で、私たちはこれまで以上に一致団結した行動を必要としています。(#75、@JoinUN75)

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