巨大壁画のグレタさんが大人たちを睨んでいます。

米サンフランシスコの中心部に高さ18m 幅9mのグレタ・トゥーンベリさんの巨大壁画が出現しました。描いたのはアルゼンチンのストリートアーティスト、アンドレス・ペトレセッリ(Andres Petreselli)さんです。ペトレセッリさんは「グレタさんの主張にとても共感している。彼女は子どもだからこそ強い説得力があると思う」と話しています。製作資金を援助したNPO代表(Paul D. Scott)さんは「壁画を見た人々が立ち止まり、行動を呼びかけるグレタさんのメッセージを知るきっかけになってほしい」と語っています。

Massive mural of Greta Thunberg stares down at San Francisco / Reuters

世界中の学生や若者が共感した彼女の率直な姿勢は、さまざまな分野に影響を与え、世界中の政治家や投資家も気候変動に重点的に取り組む必要があることを認めています。「グレタ・トゥーンベリ効果」と呼ばれています。

グレタさんは9月に開かれた国連の温暖化対策サミットに合わせて米国を訪れ、南米のチリで開かれる予定だったCOP25に参加するために、米国西海岸を旅していました。突然チリのCOP25が中止となり、スペインへの移動手段を探していました。

12日のツイッターに「オーストラリア人のカップルの船で大西洋を横断できることになりました」と投稿、スペインで開かれる温暖化対策に関する国際会議「COP25」に参加するため、太陽光発電で船内電気を賄う帆船で、13日に出航しました。

グレタさんは米国の旅について「気候変動や環境問題の影響を直接受けてきた人たちや、その最前線で生きる人たちに会うことができ、この旅は私にとって特別なもので、本当に勉強になった。この活動によってある意味では多くの物事が変わったと思うが、この数か月という間、私たちは何の行動も起こさないままで、緊急事態にあるということに気付かないままであるとも言える」と話し、各国のリーダーたちが温暖化対策に向けた具体的な行動をとっていないことを改めて批判しました。

こうした思いについて「COP25」でも訴えるものと見られ、16歳の活動家の声に各国のリーダーたちがどう答えていくのか注目されます。

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