ジャポニスム2018は、日本とフランスが外交関係を樹立して160年になるのを記念して、7月から2019年2月にかけて、フランス各地で日本の美術品の展示や伝統芸能の公演などを行うものです。彫刻家の名和晃平さんが、ルーヴル美術館のピラミッド内に「浮遊する空位の玉座」をテーマとした高さ10.4mの巨大彫刻作品「Throne」を展示します。

“Throne” de Kohei Nawa sous la pyramide du Louvre / Scribe Accroupi

本作では、加速度的に進化を遂げるコンピュータや人工知能などの存在が、やがて政治や経済に影響を与える絶大な力に置き換わるのではないか、という予感を「浮遊する空位の玉座」として表現。東洋の神事や祭事に出てくる「山車」の形態やそのルーツを考察しながら、紀元前のエジプトで始まったと言われる金箔貼りの技術と最新の3D造形システムを融合させます。

名和さんは「約6ヶ月の展示期間中、ピラミッドの中央に浮遊する本作品は、古代から連綿と続く「権力」や「権威」が遺してきたものは何か、そして未来はどうなるのかを問いかけます。」と説明しています。2018年は日仏交流160周年になり、ジャポニスム2018は過去最大規模になっています。

19世紀の万博へ出品などをきっかけに、日本美術(浮世絵、琳派、工芸品など)が注目されたのが始まりですが、世界三大映画祭のひとつ「カンヌ映画祭」でも日本映画は注目され、今年(第71回カンヌ映画祭)は是枝監督の「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を21年ぶりに受賞しています。


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