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画像公開: ジェームズ・ウェッブ望遠鏡が宇宙を拓く(TED: John C. Mather)

7月12日、NASAはジェームズ・ウェッブ望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)が撮影した一連の画像を公開しました。「宇宙の崖」や、ダンスのように接近を繰り返す五つ子銀河など、はるか遠方にある天体がこれまでにない高精度で捉えられており、天文学は新時代を迎えています。NASAのビル・ネルソン長官は「画像の一枚一枚に新たな発見がある」と説明。「それぞれの画像が、今まで見たことのない宇宙の景色を人類に見せてくれる」としています。

Webb's First Images & Data

7月11日に130億年前の宇宙初期の姿をこれまでで最も鮮明に捉えた画像を公開していました。7月12日に公開された画像には、地球から7600光年離れたイータカリーナ星雲(Carina Nebula)の星形成領域NGC 3324にある「山」や「谷」を捉えたものが含まれ、NASAはこれを「宇宙の崖」と呼んでいました。

さらに、互いとの接近を繰り返す銀河4個を含むステファンの五つ子銀河(Stephan’s Quintet)もかつてない高精度で撮影。宇宙の誕生直後に銀河がどのように形成されたかを知る手がかりとなります。南のリング星雲(Southern Ring Nebula)を捉えた別の画像では、中心部にある暗い恒星がちりに囲まれていることが初めて判明しました。

NASA’s Webb Delivers Deepest Infrared Image of Universe Yet / NASA

ジェームズ・ウェッブ望遠鏡(JWST)は現代の科学と工学の奇跡です。テニスコートサイズの遮光版で守られ、金メッキが施された6.5mの鏡を持つ、世界一強力な望遠鏡であり、「我々はどこから来たのか?」「宇宙に生命はいるのか?」といった疑問に人類が挑む最新の試みでもあります。この望遠鏡は宇宙に打ち上げるために折り紙(Origami)のように折り畳まなければなりませんでした。

ウェッブ望遠鏡を建造したNASAのチームリーダーを務めるノーベル賞受賞者のジョン・C・マザー(John Cromwell Mather)氏が、この望遠鏡を使って宇宙の初期に最初の銀河が形成される様子を観測する方法や、宇宙塵やガス雲の後ろを覗いて星々が生まれる様子を明らかにする方法、エウロパやタイタンなど、生命を宿す可能性のある場所についての新たな詳細を見つける方法について説明します。「この望遠鏡が大きな驚きをもたらしてくれる」とマザー氏は言います。

Webb is an international collaboration between NASA, ESA (the European Space Agency), and the Canadian Space Agency (CSA). NASA’s Goddard Space Flight Center in Greenbelt, Maryland, is managing the development effort. The main industrial partner is Northrop Grumman; the Space Telescope Science Institute will operate Webb after launch.

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