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米国が支援する自爆ドローン「スイッチブレード」の威力

3月16日、バイデン米大統領はドローン提供などウクライナへの追加支援を発表しました。この件に詳しい情報筋よると、エアロバイロメント(AeroVironment)製のスイッチブレード(Switchblade®)ドローンを提供する予定だということです。小型で携帯可能なこのタイプは自爆ドローンなどとも呼ばれ、弾頭を搭載し衝撃で爆発します。視界外の目標を容易に追跡、攻撃できます。小型のスイッチブレード300は最大6マイル(約10キロ)先の目標を攻撃でき、大型のスイッチブレード600は20マイル(32キロ)以上先の目標も攻撃できます。どちらのドローン・システムも数分で準備を完了させて発射することができます。

スイッチブレード300(Switchblade® 300)は、長さ24インチ(61cm)弱、重さ6ポンド(2.6kg)程度とリュックサックで携行可能なサイズで、コストはわずか6,000ドル(約71万円)。「空飛ぶショットガン」と呼ぶ軍当局者もいるそうです。

この自爆ドローンは、ウクライナ側が週末に議会関係者と相談した後にリストに加えられたそうです。これらの武器を与える場合、米国はウクライナ軍に訓練を提供しますが、詳しい情報筋によると「訓練」はリモートで行うことができるということです。

Switchblade® 300 | Launch / AeroVironment

エアロバイロメントは、「ウクライナの人々やすべての北大西洋条約機構(NATO)加盟国と共にある」との声明をWebサイトに掲載しています。

ウクライナ軍が2019年から使うトルコ製ドローン「バイラクタルTB2」は、トルコの防衛企業バイカル社(Baykar)によって開発された中型の無人偵察攻撃機(UAV)です。バイカル社最高技術責任者のセルチュク・バイラクタル(Selçuk Bayraktar)氏はエルドアン大統領の娘婿です。米ペンシルベニア大学の(GRASP(General Robotics, Automation, Sensing and Perception)研究所から奨学金を受け、自律的無人ヘリの関連研究で修士号を取得。これはマサチューセッツ工科大学(MIT)に注目されて UAV研究で2番目の修士号を取得しています。

TB2は偵察および諜報活動のプラットフォームとして開発されました。2015年にミサイル発射に成功し、攻撃ドローンとしても運用が可能となり、最大150kgのペイロード、翼には4つのハードポイントがあり、最大の4つの長距離対戦車ミサイル、小型精密誘導爆弾、レーザー誘導ミサイル/ロケットを搭載でき、誘導弾のMAMは200mmの装甲を貫通する威力を持っています。

ロシア軍との戦闘では航空優位性がとれないとして通用しないと言われていましたが、ロシア軍車列への攻撃、破壊などでロシア軍の脅威になっています。戦果を称賛するようにウクライナではバイラクタルTB2を称える歌も作られています。

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