遺品と特殊清掃の視点から捉えたドキュメント「LONELY DEATHS」

遺品整理クリーンサービスでは、かねてから清掃前後の家屋の様子や手順を撮影し、葬祭業界の展示会などで公開していましたが、「写真だと目を背けたくなる人もいます。遺族も、さらし者にされている感覚があると思う」と感じた小島美羽(Miu Kojima)さん(26)は、「伝える手段」としてミニチュアを選びました。入社以来、約5年間で目に焼き付いた場面をミニチュア作品として残してきました。これまでに6作を数え、現在は7作目を制作中だそうです。

赤く染まった便器!それが孤独死を学ばない理由であってはいけないと思う。/ Facebook

2018年7月、遺品整理と特殊清掃の視点から「日本の孤独死」を捉えたドキュメンタリー「UNDERCOVER ASIA: LONELY DEATHS」がニューヨークフェスティバル(New York Festivals 2018)で銀賞を受賞しました。2017年1月に Channel News Asiaで放送されたものですが、ジャーナリストの伊藤詩織(Shiori Ito)さんがディレクターを担当しています。何が問題なのでしょうか? 「孤独死」の壮絶な現場もある興味深いドキュメンタリー番組(45分/英語字幕)です。

UNDERCOVER ASIA: LONELY DEATHS / Nicholas Leof-Ahlmark

会社では、月に200件近くの依頼を抱え、そのうちの1割は孤独死の現場ということです。熱意だけで続けられるものではない。若い人が入っても続かず、次々と辞めていく現実があります。社長の増田裕次さんは、「遺体を見ること以上に、残された部屋を見ることで精神的につらくなってしまう。いまは亡き部屋の主(あるじ)が、どうやってこの部屋で生きてきたのか考えてしまうから滅入るんです」と語っています。

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