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重度の大やけどを負った少女がクリスマスカードを希望

写真の少女は、サファイア・テリー(Safyre Terry)(8歳)ちゃんです。火事で家族全員を失い、自らも大やけどを負いながら奇跡的に助かった少女が、インターネットを通じてクリスマスカードの送付を希望したところ、瞬く間に全米から山のようなクリスマスカードが殺到しました。

Safyre Schenectady's Super Survivor / Facebook
Safyre Schenectady’s Super Survivor / Facebook

彼女は2013年に自宅を放火され、父親と3人の兄妹の家族全員を失いながらも、彼女だけは、父親が火事の炎からかばうために覆い重なっていたことにより、全身の75%を火傷するという極めて重度の大けがを負いながらも奇跡的に助かっていました。

一家全員を失ってしまったこともあり、去年のクリスマスに彼女が受け取ることができたクリスマスカードは10数枚だけで、クリスマスツリーに飾っても隙間だらけとなってしまったそうです。

サファイアちゃんは、今年のクリスマスに関しては、せめてクリスマスカードだけでもたくさんもらい、クリスマスツリーを埋め尽くすだけ飾ることを希望したのです。

サファイアちゃんがクリスマスカードを希望していることが、Facebookと Imgur(画像投稿サイト)を通じて告知されると、即座に Redditなどで大きな関心を集め、サファイアちゃんにクリスマスカードを送ろうという運動は米国全体に広がり、3日後には山のようなクリスマスカードやクリスマスプレゼントが全米から集まることとなったのです。

サファイアちゃんの経過は決して良好とは言えず、これまでに50回に渡る手術を受けてきた他、火事から3カ月後には右手の手首を切断し、今年の3月には左の足首を切断するに至っています。さらに、これからも多数の手術を受ける予定です。

サファイアちゃんは「it’s ok not to be perfect(五体が満足でなくてもOk)」と書かれたTシャツを着て、クリスマスカードを送ってくれた多数の人達に感謝を述べています。

Checking in with 13-year-old Safyre Terry – NEWS10 ABC(5/13, 2021)

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