「東のアップル」と言われる Xiaomi(シャオミ)とは、Googleの Android製品管理責任者であるウーゴ・バラ氏(36)を引き抜いて副社長に任命。2011年8月に最初のモデル(MI-1)を発表している新興企業です。
Xioamiは、一流のパーツを用いながら、アップルやサムスンのような巨大企業を震え上がらせるような値段で販売することに成功しています。
彼らの MI-2Sは性能的に Galaxy S4に相当しますが、値段は半額です。
秘密は自社サイトでの直販により最低限まで下げた価格と、カスタムROM「MIUI」提供元の中国小米科技(Xioami)が、Android を最大限にカスタマイズして、コミュニティの支援で最新機能を取り込む開発体制にあります。
企業のオーナーは、億万長者のレイ・ジュン(雷军 / baidu.com)。43歳で、推定17億ドルの資産を保有。大学生のころからスティーブ・ジョブズの熱狂的なファンで、あらゆる外見的特徴を真似ています。中国版 Twitterである Weiboには、500万人のフォロワーがいるそうです。
最新モデル(MI-3)のディスプレイは、5インチ(1920×1080/441PPI)、CPUにはTegra 4i か Qalcomm Snapdragon 800 2.3 GHzが採用され、メモリーは2GB、13メガピクセルのカメラが付属しています。価格は16GB版が 1999元(約32,500円)、詳細は下記サイトまで。
2013年9月5日に行われた最新モデル MI-3 発表会の動画です。
- 小米手机3 TD(Website): MI-3
- Xiaomi:アップルとサムスンを脅かす企業(Wired.jp)
- 小米科技(Xiaomi)がHTCを抜き、中国で最も使用されているスマートフォン・ブランドの第5位に: TrendForce(10/4 Business Wire)