エジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領(82)の退陣を求める最大級のデモが、インターネット上で呼びかけられていた決行当日の28日朝、突如インターネットが遮断されました。
国全体を完全にインターネットから切り離し、国民がFacebook、Twitter、Blackberryなどのソーシャルメディアサービスにアクセスできないようにしたようです。
ロイター(Reuters)は、エジプトの首相官邸はFacebookやTwitterを遮断したことを否定していますが、すでに数え切れないほど多数の市民がアクセスできなくなっている、と報じています。
エジプトで続く反政府デモを受け、アメリカのオバマ大統領は28日、テレビ演説を終えたエジプト・ムバラク大統領と電話で会談しました。
この中でオバマ大統領は、政治や経済の改革を確実に進めるよう要求した上で、エジプト政府が反政府デモの参加者に暴力的行動をとらないよう、あらためて求めています。
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