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オバマ大統領が被爆地広島で「核兵器なき世界」に向けて

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フラチャニ広場で演説するバラク・オバマ / Wikisource
フラチャニ広場で演説するバラク・オバマ / Wikisource

オバマ米大統領が、伊勢志摩サミットの直後の5月27日(夕方)に、現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問します。

ホワイトハウスは声明で、オバマ氏が「核兵器なき世界の平和・安全保障を求める継続的なコミットメントを強調」するとしています。

ローズ大統領副補佐官(国家安全保障担当)はブログ投稿で、「オバマ氏が、第2次世界大戦末期の原爆使用の決定を、再び取り上げることはない。代わりに、われわれが共有する未来に焦点を当てた前向きなビジョンを示す」と述べています。

また、ケネディ駐日米大使も最近広島を訪れており、オバマ氏訪問の「適切な時期」が到来したとの認識を示しています。

安倍首相は、オバマ米大統領が実際に被爆地に足を運ぶことは「大きな決意だったと思う」と述べ、「全ての犠牲者を日米で共に追悼する機会としたい」と広島訪問を歓迎する意向を表明。また「オバマ大統領が広島を訪問し、そして被爆の実相に触れ、その思いを世界に発信することは、核兵器のない世界に向けて大きな力になる」と記者団に語りました。

YouTubeは、2009年4月5日のプラハでの演説です。
—核兵器を使用したことのある唯一の核保有国として、合衆国には行動する道義的責任がある。我々は単独ではこの取り組みを成し遂げられないが、それを主導し開始することはできる。
故に私は本日、信念を持って表明する。米国は、核兵器のない世界の平和と安全を追求するのだと。私は、甘い考えを持ってはいない。この目標は、直ちに達成される訳ではない――恐らく、私の生きている間は無理であろう。この目標を達成するには、根気と忍耐が必要である。だが我々は今、世界は変わり得ないという声を気にしてはならない。「我々はできる (Yes, we can)」と主張せねばならないのである。—(演説の抜粋)

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