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シリア、アレッポで激しい戦闘でスーク(市場)消失

世界遺産に指定された古代都市アレッポ。その旧市街の真ん中に中世に建てられたアレッポ城が巨大な丘の上に立っています。

The Citadel of Aleppo / Wikipedia

アレッポ城の隣に拡がるスーク(市)は、その規模と豪華さは中東でも随一と言われています。

香辛料や貴金属、衣類を商う小店舗が、アーケードと迷路のような路地沿いに並びます。

中世の雰囲気を残す名所として世界的にも有名です。

政府軍の激しい爆撃が広がるなか、スークの火災は28日夜に発生しました。

スーク(souq)/ Wikipedia

アレッポを本拠とする活動家の一人は、この地域の数百軒の商店の大半が破壊されたとの見方を示しています。

大半が焼失されたとされるスーク(市)ですが、その美しい小店舗の写真が Google画像検索で観ることができます。

シリアには古代都市アレッポを含め世界遺産が6カ所ありますが、ユネスコによると、うち5カ所が内戦の被害を受けているとみられています。

内戦状態のシリアでの犠牲者が、2011年3月にアサド政権への抗議デモが始まってから2012年9月26日までに、3万人を超えたとする人権団体の集計が明らかにされています。

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