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スペイン史上初の女性ギター職人がフラメンコギターを製作

フラメンコ(Flamenco)は、スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる芸能で、歌、踊り、ギターの伴奏が主体となっています。演奏に適した仕様のギターがフラメンコギターです。スペイン史上初の女性ギター職人が伝統的なフラメンコギターを手作りしているムービーを、Bloombergが公開しています。

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How a Flamenco Guitar Is Made / Bloomberg

フラメンコギターは明るくて立ち上がりが鋭く、歯切れの良い音色を特徴とします。側板(サイド)と裏板(バック)に木材が使われているクラシックギターに比べ、軽いシープレスと呼ばれる糸杉が使われ、本体そのものも薄いので軽量になります。

スペインのマドリードでギターの職人として働くマリア・コンデ(Maria Conde)さん。ギターに使われる木材は、30年以上の時間をかけて乾燥されたもので、そのほとんどがマリアさんの祖父が仕入れたものです。工房は、マリアさんの祖父の叔父が1915年に立ち上げた歴史あるギター工房です。

フェリペ・コンデ(Felipe Conde)で作られる、マリアさん手作りの伝統的なフラメンコギターは、8,100ドル(約91万円)~1万1,000ドル(約120万円)という価格です。

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A basement workshop in Madrid is where beautifully crafted Conde guitars are made.

工房ではマリアさんの父親と二人の職人さんと共に働いています。マリアさんは「私はいつも魂を込めてギターを作っています」「フラメンコは私にとって故郷そのものです」と語っています。

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