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Tesla Robotaxi

テスラのロボタクシー(Robotaxi)がテキサス州で走行開始

6月22日、米テキサス州オースティンで、テスラのロボタクシー(Robotaxi)走行が予定通り始まりました。一部の区域に限定して運行、台数は当初10台程度としています。前の座席には「安全監視員」が乗り込みます。イーロン・マスク氏は「10年にわたる必死の努力の成果」だと強調しています。ただ、複数の業界専門家は、マスク氏が約束したように他の都市での迅速なサービス拡大を実現するには、なお幾つかの大きな課題があると指摘しています。

Tesla Robotaxi
Robotaxi: The Future of Autonomy is Arriving Soon / tesla.com/robotaxi

限られた区域で、選ばれた少数のインフルエンサーがテスラの「Model Y」に乗り、この新しい自動運転サービスを体験しました。ハンドルもペダルもない専用車サイバーキャブ(Cybercab)が投入されるまでは、既存のテスラ車が使われる予定です。マスク氏は Cybercabの生産が 2027年より前に始まるとしています。

テスラはここ数日、SNSのインフルエンサーらにロボタクシーを試しに利用してもらおうと招待状を送っていました。マスク氏によると料金は一律4.20ドル(約610円)です。

Robotaxi-is-Coming-Desktop
Robotaxi: The Future of Autonomy is Arriving Soon / tesla.com/robotaxi

オーステインの初走行では、対向車線に一時進入、速度違反も報告されたようです。NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)は、SNSに投稿された動画で確認された複数の事案を把握しており、報告および関連情報を精査した上で必要な措置を講じるとしています。

また、NHTSAはテスラがフルセルフドライビング(完全自動運転、FSD)と呼ぶ自動運転機能について引き続き調査しているとしています。この機能が太陽光やほこり、霧などで視界が遮られる状況下でどのように作動するかを検証中としています。

テキサス州のグレッグ・アボット知事(共和党)は20日、自動運転車の走行には州の許可を必要とすることを定めた法令に署名しました。発効は9月1日で、自動運転技術業界が慎重に進んでいくことを望んでいる姿勢を示しました。

EV、ハイテク、ソーラー、クリーンエネルギーなどを発信しているキム・ジャバ(Kim Java)さんの、ロボタクシー乗車ライブストリームです。


世界中で自動運転の商用サービスが加速、最優先は安全性です。


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