1月3日、パキスタンのイスラム武装勢力タリバーン運動(TTP)に頭を撃たれ重傷を負ったマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さん(15歳)が退院しました。嬉しいニュースですね。
- Malala Yousufzai discharged from QEHB(4 January 2013)
治療を行っていた英バーミンガム(Birmingham)のクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)が4日に発表しました。
マララさんは、彼女の両親と2人の兄弟と一緒に英国内の仮の住まいでリハビリをしながら、今月末か2月初旬に負傷箇所の頭蓋再建手術を受ける予定ということです。
2012年10月9日、タリバーンを批判し、女性の教育権などについて活動していたマララ(14)さんが中学校のスクールバスに乗るところを複数の男に銃撃され、頭部と首に計2発の銃弾を受け、一緒にいた2人の女子生徒と共に負傷しました。
イギリスに移送された後、10月15日にクイーン・エリザベス病院に入院していました。
- Ziauddin Yousufzai(2012/11/12)入院中の様子/父親
12月8日にパキスタンのザルダリ大統領が、マララ・ユスフザイさんを見舞うためにクイーン・エリザベス病院を訪問しています。
- 教育権訴え銃撃されたパキスタン少女、英で退院(読売新聞)
- パキスタンのマララ・ユサフザイ(Malala Yousafzai)さん(11/10 Nobuyuki Kokai)