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ロキと死のヤドリギの神話(TED-Ed: Iseult Gillespie)

  • TED

北欧神話の光の神バルドルは、アスガルズの中で最も優しく誰よりも愛される存在でしたが、最近、自分の死が差し迫っているという恐ろしい夢に悩まされていました。不吉な予兆から息子バルドルを守ろうと、女王フリッグ主神オーディンの妻)は九つの世界を巡り、バルドルを傷つけないよう生きとし生けるものに頼みました。
・・・ただひとつのものを除いて。イーサルト・ギレスピー(Iseult Gillespie)さんが、バルドルの死の神話を物語ります。

The myth of Loki and the deadly mistletoe – Iseult Gillespie

不吉な予兆から息子を守ろうと女王フリッグは、九つの世界を巡り、生きとし生けるものにバルドルを傷つけないよう懇願しました。出会ったものはすべてが、その優美さに心打たれ、どんな動物も自然の力も、流行り病も植物も刃も虫も喜んで誓いました。

悪戯好きの神ロキは、女王フリッグの側に行き誰からも愛されるバルドルを攻撃しているのか? あらゆるものから誓いを受けたわけではないだろうと聞きました。女王フリッグは肩をすくめ、訪ねなかったのはヤドリギくらいだと言いました。取るに足らない雑草を恐れる者があるかと。

The myth of Loki and the deadly mistletoe – Iseult Gillespie

それを聞いたロキはヤドリギの枝を探しに飛び出しました。戻ってくると、バルドルの弟ヘズ(ホズル)は盲目で武器を持たず取り残されていました。これは利用できると見たロキは、遊びに加わるようヘズに持ちかけ、ヘズにヤドリギを構えさせ、狙いをバルドルに向けると力いっぱい打ち込むように言いました。ヤドリギがバルドルの胸を貫き、バルドルの光が消え、その場に絶望が押し寄せました。

嘆き悲しむ群衆の中から、戦いの神ヘルモーズが歩み出ました。オーディンの並外れた馬の助けがあれば、行けぬところはないと戦士の神は考えました。死者の国を支配する女神ヘルの元へ赴き、バルドルを取り戻そうと・・・。


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