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ロボットカー(自動運転車)は優しい高齢化社会へ

US Military Self-Driving Car in Action - "GUSS" Ground Unmanned Support Surrogate. / AiirSource
US Military Self-Driving Car in Action – “GUSS” Ground Unmanned Support Surrogate. / AiirSource

ロボットカー(自動運転車)はレーダーLIDARGPS、カメラで周囲の環境を認識して、行き先を指定するだけで自律的に走行します。

米海兵隊はリムパックで、「グロウラーITV」のロボット版自走式ジープ「GUSS(Ground Unmanned Support Surrogate)」の試験を行っていました。

GUSSは、所定距離内にあるビーコン(を装着した人)を追跡したり、遠隔操作により中間地点に向かったりできます。立ち往生したら、人がロボット制御装置を使って車両を直接操縦するか、運転席に飛び乗り、スイッチを切り替えて操縦することができます。特に、死傷者護送のシミュレーションでの評価が高かったそうです。

急速に高齢化が進む日本、現在「買い物弱者」はおよそ850万人、医療でも医療弱者が増加して社会問題化しています。原因は人口減少による公共交通の廃止や店舗、病院の集約化、そして移動を担う運転者の不足です。
これまでの歴史の中で、最も高度なテクノロジーの集約でもあるロボットカーによる人流・物流・配送システムはそれほど進化していません。日本の場合、ロボットカーは実は大都会より過疎地域、高齢化が進む地方や農業にこそ必要な自動車のように思います。

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