刺激惹起性多能性獲得細胞（Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells）は、動物細胞に外部刺激を施して分化多能性を持たせた細胞です。英語名の頭字語から STAP細胞（スタップさいぼう、STAP cells）とも呼ばれます。
STAP細胞研究の発端は「植物のほか、動物の中でもイモリは傷つけるなど外からの刺激を与えれば、万能細胞化して再生します。
ヒトを含めた哺乳類でも同様のことが考えられないか」という素朴な疑問にあったそうです。（参照：自切（じせつ）Wikipedia）
マウスの体の細胞を、弱酸性の液体で刺激するだけで、どんな細胞にもなれる万能細胞に変化します。
今までは、いったん役割が定まった体の細胞が、この程度の刺激で万能細胞に変わることはあり得ないとされていました。
生命科学の常識を覆す画期的な成果です。1月29日、英科学誌ネイチャー電子版のトップ記事として掲載されました。画期的な嬉しいブレークスルーですね（^^）
- Acid bath offers easy path to stem cells（nature.com）
- Stem cell researcher Dr Haruko Obokata on ‘breakthrough’（BBC News）
下記の動画は、BBC News（英語版）です。
- 細胞リプログラミング研究ユニット（Obokata Lab/Cellular Reprogramming）
- 報道関係者の皆様へのお願い（2014年１月31日 小保方 晴子）
- 小保方晴子（Wikipedia）
- STAP細胞の研究論文（Haruko Obokata）に多数の疑義（Nobuyuki Kokai）