スカイボックス・イメージング(Skybox Imaging)が、商業リモートセンシング衛星によって世界で初めて宇宙から地球を高精細HD撮影した映像(Vimeo動画)を公開しています。
スカイボックスが予定する24衛星体制の最初の衛星であるSkySat-1によって撮影されたもので、東京、バンコク、ボルティモア、ラスベガス、シリアのアレッポの様子が高精細で記録されています。
映像は、補正や調整を行っていません。
スカイボックスの Tom Ingersoll(CEO)は、
「最も革新的なことは、SkySat-1の建造と打ち上げの費用が、従来のサブメートル撮影衛星と比べて 1桁以上少ないことです。
この非常に優れた衛星を可能にしたのは、衛星・映像システムの統合設計などのスカイボックスが開発した独自技術であり、これまでは不可能だった即時性、品質、信頼性をもたらす衛星フリートを構築することができます。」
と述べています。
SkySat-1は、商業衛星として最高レベルの品質でカラー写真を撮影することもでき、サブメートル(1m未満)クラスの自然色や近赤外線の写真撮影の能力も持っているとのことです。
- SkySat-1 Gallery(Website)撮影された写真
- GeoEye-1(分解能41cmの画像撮影能力/商用リモートセンシング衛星としては世界最高)
- スカイボックス・イメージング、世界で初めて高精細HD映像で宇宙から地球を撮影(Business Wire)
- Dnepr Launch of SkySat-1 11/21/13(YouTube)SkySat 1 打ち上げの動画
- 米国シリコンバレー発の衛星画像サービス企業 Skybox Imaging社と提携(2013.05.14リリース 日本スペースイメージング株式会社)