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世界初の西部劇映画は1903年製作「大列車強盗」

映画「大列車強盗」(The Great Train Robbery)は、米国で1903年(明治36年)に製作・公開されたサイレント映画です。発明王・映画の父とも言われるトーマス・エジソン率いるエジソン社が製作した作品で、監督・製作・撮影はエドウィン・S・ポーターが務めました。

世界初の西部劇映画と呼ばれ、アメリカ映画では初めてといえる本格的なプロットを持った作品です。

Screenshot from The Great Train Robbery (1903) / Wikipedia
Screenshot from The Great Train Robbery (1903) / Wikipedia

興行的にも大ヒットして「アメリカ映画の古典」と呼ばれ映画史的に高く評価されています。娯楽活劇の王道ですね(^^)

当時の映画はワンシーンワンショット撮影が主流で、カメラも固定されていました。

この作品もワンシーンワンショットで撮られ、14シーンで構成されているものですが、ロケーション撮影(当時はセット撮影が主流)や、縦の構図の利用、並行描写、パン撮影などといった映画撮影技術が使われ、映画独特の技法を使って表現した最初の映画の一つとなっています。

エジソンは、フランスのリュミエール兄弟と並んで「映画の父」と言われ、映画をのぞき観る装置「キネトスコープ」を発明しています。

キネトスコープ用フィルム(1894年)として、日本女性の歌舞伎舞踊を撮影した動画が公開されています。GIFアニメやCOUB、Vineなど、ループ動画の面白さの元祖です(^^)

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