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Fordson-F25

世界最古の動く量産型トラクター: フォードソンF25型

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福島県鏡石町にある岩瀬牧場(Iwase Farm)に、動く状態に整備された世界最古の量産型トラクター・フォードソンF25型(Fordson-F25)が登場して注目を集めているそうです。フォードの子会社であるヘンリー・フォード・アンド・サン・カンパニー(Henry Ford and Son Company)が、フォードソン・トラクターの製造を1907年から開始していました。

Fordson-F25
フォードソンF25(Fordson-F25)/ YouTube

会社は1920年にフォード・モーターに統合されます。

1917年に発売開始されたフォードソンF型(下記写真)は、フォード・モデルT同様に流れ作業により大量生産され、その価格と扱いやすさから爆発的な人気を博しています。

岩瀬牧場のトラクターは、1923年(大正12)に英国から輸入されましたが、50年ほど前に壊れた後、そのまま保存されていたものです。明治初期に日本初の西欧式牧場として誕生した岩瀬牧場の代表 伊藤 喬さん(37)らが昨年11月から再生に挑戦しました。鏡石町にある岩瀬農業高校の生徒や、北海道音更町のオールドトラクター保存会の会長、茂古沼一さん(79)らの協力で、部品交換や色の塗り替えを進めました。

今年6月に出来上がった後、動く姿を一般に公開しました。現在は屋内の展示室で自由に見学できるそうです。ほとんど海外製のオールドトラクターのエンジン音は独特です。あまり聞いたことがないので面白いですね(^^)

8月20日、製造から半世紀以上たったトラクター12台の展示会が音更町の農場で開かれました。農業史の遺産として後世に伝えようと、十勝管内農業者らでつくる「オールドトラクター保存会」(茂古沼一会長)が初めて実施しました。

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A 1917 Fordson Model F tractor / Wikipedia

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