WISEは、革新的アプローチを通じて教育の未来を拓くことを目的としています。この国際協力構想は、2009年、シェーハ・モザ妃殿下の後援の下、カタール財団により発足しました。
21世紀の教育が直面している課題を特定し、グローバルな議論を通じて実践的で持続可能な解決策を実施することを使命としています。
その使命を果たすため、WISEは年に一度、教育界のオピニオンリーダーや専門家が一堂に会し、教育界の成功事例を共有するためのユニークなプラットフォームと会合の場となる国際サミットを開催しています。
2012年度の第4回WISEサミットは、11月13日から15日にかけてカタールのドーハで開催されます。また、教育分野と社会に変革をもたらした世界中から選出した6つのプロジェクト「WISE アワード」が発表されています。
- WISE: World Innovation Summit for Education(Website一部日本語変換あり)
- 2012年度「WISEアワード」の受賞プロジェクトを発表(WISE)
豊富なオイルマネーにより国民は所得税がかからない。さらに、医療費、電気代、電話代が無料。そして、2022 FIFAワールドカップ開催国でもあるカタール。
カタール財団が運営するエデュケーション・シティ内にある大学では「外国人留学生に積極的に奨学金を付与しているが、対象者にカタール人はいない」そうです。フリージャーナリスト杉下恒夫さんの記事が興味深いです。
- 外国人に奨学金を出しても、自国民には付与しない国とは?(杉下恒夫 / JICA)
- 教育:タグ(Nobuyuki Kokai)