12月18日、日本の民話に登場する神さまや妖怪たちの世界を描いたNetflixシリーズ「ONI ~ 神々山のおなり」が、米テレビ界最高の栄誉といわれるエミー賞の3部門で受賞しました。今年2月には第50回アニー賞で作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞しています。堤 大介(Dice Tsutsumi)監督は、「日本を舞台にしたオリジナル作品が世界で評価されたことは大変光栄です」と述べています。
- Tonko House(Website) トンコハウス
- Netflixシリーズ「ONI ~ 神々山のおなり」がエミー賞の3部門で受賞!アニー賞2冠に続く快挙を達成。(12/18 PRTimes)
日本と米国の2拠点をベースに制作したトンコハウス最新作 Netflixシリーズ「ONI ~ 神々山のおなり」が、チルドレン&ファミリー・エミー賞の、「ベスト・プロダクション・デザイン賞」、「ベスト・セット・デザイン賞」、「ベスト・カラー・デザイン賞」の3部門で受賞しました。
- 2nd Children’s and Family Emmy Awards(en:Wikipedia)
近年のエンタテインメント業界における家族・子供向けジャンルの急成長とコンテンツの増加を受け、2022年に新設された家族・子供向け作品のためのコンペディションです。同時にプライムタイム・エミー賞とデイタイム・エミー賞のアニメ部門や子供向けジャンルのすべての部門がこちらに移行されています。
- Oni: Thunder God’s Tale(en:Wikipedia)
- ONI ~ 神々山のおなり(IMDb) Ratings: 8.1
監督の堤 大介氏は、「本作は一見昔話のようで、現代のお話でもある「理解できない者をONIとして畏れ、忌み嫌う」という私たち人間誰もが抱える闇をテーマにした作品です。そこを評価していただけたことを一番嬉しく思っています。」 そして、「個人賞を受賞したロバート・コンドウ、リア・ティン、稲田雅徳の功績を称えるとともに、3名の個人賞受賞は作品に携わった多くのアーティスト達の汗と涙と情熱が評価された結果でもあると感じています。おめでとうございます。」と述べています。
アニメーションスタジオ・トンコハウスは、「今回の受賞を受けて作品制作と合わせてアーティスト教育にもより一層力をいれアニメーション業界にも貢献できればと考えています」と述べています。
これまで、Tonko Houseの公式Youtubeチャンネルで様々な動画を配信してきましたが、英語版のものが多く、日本のファンの方々から「日本語のチャンネル」が見たいと、たくさんの意見があったのでトンコハウス・ジャパンのYouTubeチャンネルを開設しています。
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