「明日を見すえる力になりたい」、富士メガネは世界の難民・国内避難民に、メガネの寄贈を続けています。
1939年(昭和14年)、樺太で富士メガネを創業した金井武雄さんは、「モノが見えることで、人生を助けることもできる」、と口癖のように言っていたそうです。
戦中戦後の激動を乗り越えて創業45周年の年である1983年(昭和58年)、「これまでにさまざまな方から受けたご恩をお返ししたい」という強い思いから、世界各地の難民や国内避難民の方々にメガネを贈る活動を始めています。
(株)富士メガネ会長・金井昭雄O.D.は、長年に亘って実施してきた「海外難民への視力支援活動」の功績が認められ、2006年10月に「ナンセン難民賞」を日本人で初めて、また企業経営者としても初の受賞となりました。
2004年12月、富士メガネは国連の提唱する「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」について、世界的に確立された10原則を支持し実践していく「国連グローバル・コンパクト」に加盟します。
金井昭雄氏は「企業市民としての責任を日常業務の中に徹底し、またUNHCRとのパートナーシップによる海外難民視力支援活動や中国残留日本人孤児眼鏡寄贈プロジェクトなど、グローバルな視点での活動を通じ、国際社会への貢献を継続して参ります」と述べています。
- 海外難民視力支援ミッション(富士メガネ公式サイト)
- 2006年ナンセン難民賞受賞者について(UNHCR/国際連合難民高等弁務官事務所)
金井氏は、2016年10月にジュネーブで行われた「2016年ナンセン難民賞」の授賞式に出席、現在も「海外難民視力支援活動」を続けている金井昭雄氏と、視力支援活動の取材映像が上映されました(このYouTube)