「創るの大好き♪ 農家出身どさんこデザイナー」と自己紹介(Facebook)している田中宏美さん。札幌の円山公園で楽しいストリートアート(Street Art)を数多く製作されています。公園内に突如現れる雪ウサギや雪リス、雪クマ、雪カメレオン、雪クワガタなど、そのカワイイ表情と今にも動き出しそうなアート作品が話題になっています。夜中に製作することが多く、目撃されないので「円山のバンクシー(Banksy)」とも呼ばれています(^^)
- 田中 宏美(Facebook) 楽しい作品がいっぱいです(^^)
- tana163 @163(Instagram)
十勝清水町出身の田中宏美さん。製作されたアート作品の写真を観ると、「雪」のほかにも「落ち葉」や「枯れ木」、「マツボックリ」「栗」「野草」なども材料として、その時しか観れないストリートアート作品を製作しています。
公園内の自然を材料とした楽しい動物アート作品は、子どもさんから大人まで楽しめます。2022年の冬季シーズン、ベンチに座っている「雪ボーイ」が最初だと語っていますが、いまでは一般の人(観光客?)も製作しているようです(^^)(下記YouTube参照)
グラフティは、アート先進国では市民権が確立されていますが、日本では違法行為「落書き」と同一視されることがあります。日本のパブリックアートはまだまだ少ない状態です。世界の先進国ではストリートアート(落書き)のために建物や壁面、道路、公園、空き地などの公共空間を開放、創造力を育み空間の魅力を高めるために積極的に活用しています。
- グラフィティとストリートアートの違いは?…ボゴタなどの世界のグラフィティアートを紹介。(10/6,2021 しおり岡/P.Art.Online)
- 創造都市INDEX(2015年調査/創造都市デザインラボ) 札幌は21都市中で17位
グラフィティ出身のアーティスト、バンクシー、KAWS、バスキア、Mr.Doodle、キース・ヘリング、KYNEなど、元々は違法な落書きから始まり、いまでは数千万円、数億円で取引されています。
- Tags:落書き(Nobuyuki Kokai)