「見えない爆撃機」として核武装が可能なB-2が、朝鮮半島に飛来し爆撃訓練を行ったことが確認されたのは今回が初めてです。
この訓練は、3月26日に北朝鮮が人民軍最高司令部声明を通じ、米本土やハワイ、グアムなどへの攻撃を示唆したことに対する対北朝鮮武装警戒対応の一環とみられています。
- 米ステルス爆撃機B2 朝鮮半島で初の訓練参加(3/28 聯合ニュース)
ステルス戦略爆撃機 B-2は、1機20億ドル以上(1ドル95円として約1,900億円)という非常に高価な航空機であり、これは世界一値段が高い飛行機としてギネスブックにも登録されています。
レーダーの反射面積を最小化し、エンジンから出る赤外線放出を抑制するステルス機の原則に忠実な航空機であると評されています。
B-2の開発は米ノースロップ・グラマン社と米ボーイング社が共同で行い、米ボーイング社がコックピット部と本体の中央部、残りをすべてノースロップ・グラマン社が担当しています。
最高速度はマッハ 0.9、武装搭載能力は22トンで、最高飛行高度は5万フィート(1万5000キロ)です。1989年に初めてテスト飛行を実施、1993年から米空軍に引き渡され2003年までに22機の配備が完了、2012年時点で20機保有しています。
- Northrop Grumman Hangar TV Commercial(YouTube)CMにも登場
- 朝鮮中央通信(KCNA)(Wikipedia)
- 開発進む無人戦闘機 UCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)(Nobuyuki Kokai)
実はこれのプロトタイプは1940年代にあったようですね。
それを新しい技術で作り直したのがB-2と言うことらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/YB-35_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
kanedaさん、情報ありがとうございます。
形が同じですね(^^)