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MASS MoCA

魅力的な米国で最大の現代美術館(MASS MoCA)

米マサチューセッツ州バークシャー地方のノースアダムズ(人口12,970人/2018年)にあるマサチューセッツ現代美術館MASS MoCA)は、1999年にオープン、幾度のギャラリーの拡張工事を経て、いまは米国最大の現代美術館として知られています。長い廊下などを歩き回ることになる広大なマスモカ(MASS MoCA)を、ニューヨーク在住のブロガー mikissh(ミキッシュ)さんが紹介しています。巨大スペースに数々の個性的な作品が展示され、面白そうな空間や作品が満載です(^^)

MASS MoCA
MASS MoCA / Facebook

MASS MoCAは、常設展示ではなく広大な敷地と13棟の工場群を活かし、場所や空間全体を作品として体験させるインスタレーションを中心に展開しています。

この工場群は、1860年に進出したアーノルド・プリント・ワークス(Arnold Print Works)が捺染織物で世界最大級に成長しますが衰退します。1985年にはスプレーグ電機(Sprague Electric Company)が買取り、織物工場をエレクトロニクス工場にリニューアルして、家電市場の電子部品やハイテク兵器システムなども製造していました。しかし、海外との競争に売上げは下降、ついに1985年に操業を停止します。工場閉鎖は地元経済にとって大打撃になりました。

MASS MoCA
Let your kids be your tour guide. / Facebook

1986年、従来の美術館には適応しない大型展示スペースをウィリアムズ大学美術館が探していたとき、閉鎖された赤レンガ工場を展示場所として提案され、小さな町に巨大現代美術館を創設するアイディアが形になります。

MASS MoCAが1999年に開館して以来、文化、レクリエーション、教育分野に基づく地域の大規模な経済変革に発展します。市内には新しいレストラン、現代美術ギャラリー、文化組織ができ、さらにかつてはシャッター通りだった地域の工場は、芸術家が生活し働くロフトとして再活性化されてきました。

バークシャーにはノーマン・ロックウェル美術館もあり、行ってみたい魅力的な巨大現代美術館です(^^)

ノーマン・ロックウェルのThe Problem We All Live With(みんなの問題)


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