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魅惑的な精密トゥールビヨン(Tourbillon)の動き

Double Tourbillon 30° mechanism / Wikipedia
Double Tourbillon 30° mechanism / Wikipedia

トゥールビヨン(Tourbillon、フランス語で「渦」の意)は、懐中時計など可搬で任意の姿勢をとりうる(任意の方向に重力による加速度が掛かる)機械式時計において、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する機構、ないしそれを採用した時計、及び特にその中心部であるそのような脱進器のことを言います。

発明したのは、フランス人時計師アブラアム=ルイ・ブレゲ(Abraham Louis Breguet)氏で、1801年6月26日にトゥールビヨンの特許を取得しています(下記動画 Breguet Tourbillon 参照)

極めて軽くかつ高精度に作らなければならず、微妙な調整も必要で組み立てにも高度な技術が要求されます。2000年以降は、魅せる機械式時計として人気が高まってきました。

  • Tourbillon(Google画像検索)時間を忘れてしまいそうです(笑)

最近では、キャリッジを立体的に回転させて動きを楽しむタイプが登場するなど、デザインの多様化も進んでいます。複雑で精密なトゥールビヨンの動きを見ていると、機械時計のもつ付加価値の楽しさと魅惑的な美しさを感じてしまいます(^^)


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