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17歳の少年、単独世界一周飛行の最年少記録を達成

8月24日、単独世界一周飛行に挑戦していた英国系ベルギー人のマック・ラザフォード(Mack Rutherford)さん(17歳)は、出発地点のブルガリア・ラドミル(Radomir)近郊の空港に5か月と1日ぶりに帰還しました。単独での世界一周飛行の最年少記録となり、ギネス世界記録(Guinness World Records)に認定されました。家族に出迎えられたラザフォードさんは「夢を追い掛ければ何かを変えられることを若い人たちに示したかった」と話しました。

Mack Rutherford(08/21, 2022)/ Facebook

飛行距離は5万4,000キロ、飛行時間は221時間に及びました。経由した国は30か国。モンスーンの大雨に遭遇したり、気温が48度に達する場所もあったそうです。

ロシアによるウクライナ侵攻の影響でロシア上空は避け、代わりにパキスタン、インド、中国、韓国、日本を飛行する迂回ルートを取り、さらに太平洋を10時間かけて横断して米国に到達しました。「一番大変な区間だった」とマック・ラザフォードさんは振り返っています。

パイロット一家に生まれたマックさんが、初めて操縦桿を握ったのは7歳の時です。姉のザラ・ラザフォード(Zara Rutherford)さんも今年1月、単独世界一周飛行の女性最年少記録(19歳)を達成し、さらに超軽量小型飛行機による世界一周単独飛行の最年少記録を達成していましたが、マック・ラザフォードさんはこの記録を更新しています。

19歳の女性、史上最年少の単独世界一周飛行の開始と達成


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