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19歳学生の海洋プラスチック除去方式に支援の輪(TEDx: Boyan Slat)

オランダの19歳の学生ボヤン・スラット(Boyan Slat)さんは、太平洋に浮かぶ何千トンもの有害なプラスチックごみをすくい上げる画期的な計画を考案、この海洋プラスチック除去プロジェクトには、すでに100人もの人たちが参加しています。

Boyan Slat / The Ocean Cleanup
Boyan Slat / The Ocean Cleanup

これまでの海洋プラスチック対策のほとんどは、海洋に船を走らせてゴミをすくい上げるというものです。

スラットさんは、海流の力を利用してプラスチックを回収する画期的方法を思いついたそうです。

この方法は船を使った回収より数千倍も速い上に、費用も安くあがるといいます。

スラットさんの設計では、全長50キロの浮きアーム2本を「V」の形に浮かべて、カーテンを、海面下約3メートルまでぶらさげます。

The Ocean Cleanup
The Ocean Cleanup

海流がゴミを「V」の中に押し込み、その端に浮かぶ直径11メートルの円筒形プラットホームにまで送り、太陽光発電のコンベアーと粉砕機で粉砕したプラスチックを船で回収する方式です。

現在、クラウドファンディングで200万ドル(約2億円)を目標としてプロジェクトの資金調達を目指しています。

37日経過(100日間)で、支援者22,100人、資金は112万ドルを超えています。詳細な説明資料や計画もダウンロードできます。応援しています(^^)

海洋プラスチックの回収方式を説明した初期の動画は削除されました。

当時高校生だったボヤン・スラットさんが「TEDxDelft 2012」において提案した「How the oceans can clean themselves(海が自浄作用を発揮する方法)」です。この講演は、デルフト工科大学で 2012年にベスト・テクニカル・デザイン賞を受賞しました。

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