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1950年開業「世界の ラジオ会館 秋葉原」新時代へ

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1950年(昭和25年)開業。秋葉原の顔ともいうべき建物「ラジオ会館」、当初は終戦直後の占領期にGHQが露店の排除命令を出したことで、行き場を失った電器店の営業拠点の提供を目的に建設されました。

秋葉原ラジオ会館 / Staka(Wikipedia)

こうした経緯により開業当初より家電・電気製品を扱う店が多く入居していましたが、時代とともにオーディオ、パソコンなど入居する店の扱う商品も変化して来ました。

1976年(昭和51年)以降、日本電気や富士通、日立製作所、東芝、三菱電機といった大手メーカーのショールームが集中しています。

ラジオ会館7階には、「パーソナルコンピュータ発祥の地」というプレートが設置されていました。

一つの時代が終焉しました。3月7日には、旧本館正面のネオン看板(世界の ラジオ会館 秋葉原)が解体され「ネオン管看板記念オブジェ」として販売されます。

はじめて秋葉原ラジオ会館に行ったのは、昭和45年頃ですね。真空管やトランス、抵抗、SWなど部品類、自作オーディオやアマチュア無線全盛時代でした。高価な無線機は素通りでしたが、子どもの頃の駄菓子屋さんと同じ感覚、心がウキウキしていました(^^)

細かい部品や機器が壁一面に雑然と置かれ、薄暗い怪しい魅力の店屋。高価なものや、当たり外れのある世界で、自分の予算と相談しながら、安くて性能が良いものを探し出す冒険的な魅力に満ちていましたね(^^)

秋葉原界隈の懐かしい風景や歴史をまとめたYouTubeがあります。(2回)

秋葉原のリアル店舗に行く意味や「日本のもの創り」を再定義して、グローバルに魅力的な場所になることを願っています。新しいビルは、2014年に完成予定です。

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