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2022年オスカー作品賞はApple TV+配給「Coda あいのうた」

映画「Coda あいのうた」が、第94回アカデミー賞の作品賞と脚色賞、そして助演男優賞ではトロイ・コッツァー(Troy Kotsur)さんが、ろう者の俳優として2人目の受賞となり3冠を達成しました。2014年のフランス映画「La Famille Bélier」の英語リメイクのこの映画は米、仏、加の共同製作で、米マサチューセッツ州グロスターで撮影が行われました。コーダ(Coda)とは、Child of Deaf Adults(耳の聞こえない親をもつ、聞こえる子ども)を指します。米国の配給は Apple TV+であり、NetflixやAmazonに先んじて配信系として初めてオスカー作品賞受賞を果たしました。

Coda あいのうた / GAGA(Facebook)

監督・脚本はシアン・ヘダーさん。聴覚障害の両親をもつ10代の少女を描いており、主人公をエミリア・ジョーンズさん、聴覚障害者の両親をマーリー・マトリンさんとトロイ・コッツァーさん、聴覚障害者の兄をダニエル・デュラント(Daniel Durant)さんが演じました。

オリジナル版の「エール!」がフランスの田舎の酪農場が舞台(下記YouTube参照)であったのに対し、「コーダ あいのうた」では、ヘダー監督が幼少期に訪れ馴染みがあった漁港グロスターが選ばれました。

父のフランク、母のジャッキー、そして兄のレオの4人家族の中で唯一耳が聞こえる高校生のルビー・ロッシは、家族のために通訳となり、家業の漁業を手伝う日々を送っていました。新学期のある日、所属する合唱クラブの顧問のベルナルドは彼女の歌の才能に気づきます。都会の名門音楽大学への受験を強く勧めますが、両親は家業の方が大事だと反対します。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めますが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は意外な決意を・・・。

フランス映画「La Famille Bélier」では、最愛の家族を支える役目と自らの夢の間で揺れ動くヒロインを新人のルアンヌ・エメラさんが好演し、セザール賞最優秀新人女優賞に輝いています。「プレイヤー」などのエリック・ラルティゴ(Eric Lartigau)監督がメガホンを取りました。

作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされていた日本映画「ドライブ・マイ・カー」は、国際長編映画賞に輝いています。

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