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2022年ノーベル物理学賞の3氏「量子もつれ」実証(のもとさんが解説)

2022年のノーベル物理学賞は、物質を構成する原子や電子のふるまいについて説明する「量子力学」の分野で、「量子もつれ」が起きることを理論や実験で示し、量子情報科学という新しい分野の開拓につながる大きな貢献をしたアラン・アスペジョン・クラウザーアントン・ツァイリンガーの3氏が受賞しました。難解な量子もつれや量子力学を、のもと物理愛さんが動画で分かりやすく、おもしろく解説します(^^)

アラン・アスペ / ジョン・クラウザー / アントン・ツァイリンガー / Nobel Prize

アラン・アスペ教授とジョン・クラウザー博士は、「量子もつれ」と呼ばれる量子力学を象徴する現象が理論だけでなく、実際に存在しうることを証明しようと、1970年代から研究に取り組んできました。アルベルト・アインシュタイン氏をはじめ、多くの著名な研究者が疑問を投げかけていましたが、アスペ教授らは実験によってその正しさを証明しました。

ツァイリンガー教授は、「量子もつれ」という現象を利用すると、ある情報を量子に埋め込み、それを離れた場所にあるもう一方の量子に瞬時に伝えることができる、「量子テレポーテーション」という現象が起きることを実験で示しました。3人の成果をきっかけにいまでは量子コンピュータ量子ネットワークなどの研究が盛んとなり量子情報科学という新しい分野の開拓につながったことが評価されました。

アラン・アスペ、ジョン・クラウザー、アントン・ツァイリンガーの3氏は、2010年にウルフ賞物理学部門を受賞しています。

工学修士、のもと物理愛さんが、独特の楽しい語り口で難解な「量子もつれ」を、「EPRパラドックス」と「ベルの不等式」、そして「アスペの実験」の3つにフォーカスして、分かりやすくおもしろく説明しています(^^)

のもと物理愛さんが量子力学のおもしろいところを話しています(^^)

「二重スリット実験」は「最も美しい実験」とも言われます(^^)

最も美しい実験と言われる「二重スリット実験」


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