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映画史上最も有名なポチョムキンの階段シーン(オデッサの階段)

ウクライナのオデーサ(オデッサ)にある長さ142mの「ポチョムキンの階段」を舞台とした、世界の映画史上最も有名な6分間シーンです。ソビエト連邦の映画監督セルゲイ・エイゼンシュテイン(ロシア語:Серге́й Миха́йлович Эйзенште́йн Sergéj Michájlovič Ėjzenštéjn, Sergei Mikhailovich Eisenstein)により、1925年に製作・公開された名作映画「戦艦ポチョムキン」のオデーサ市民に対する虐殺シーンです。

エイゼンシュテイン監督は映画「戦艦ポチョムキン」で、有名な映像編集の基礎「モンタージュ理論」を確立させています。

長さ142mのポチョムキンの階段は「戦艦ポチョムキン」で有名に( 1890年-1905年)

モンタージュ理論を確立できたのは、セルゲイ・エイゼンシュテイン氏が一時期、日本人教師に漢字を習っていたからだという説があります。

漢字という象形文字の持つ抽象的な概念をデザイン描写的に表現しているという基本コンセプトから、「身」と「美」で「躾」とか「口」と「鳥」で「鳴」になる等、全く別の意味になるという事に興味を持ち、このコンセプトを基にモンタージュ理論を確立したということです。

1987年の米国 映画「アンタッチャブル」には、この「ポチョムキンの階段シーンの乳母車」をオマージュして、ユニオン駅の階段を乳母車が落ちていく銃撃戦シーンがあります。

ウクライナ独立後、ポチョムキンの階段は、オデーサの多くの通りと同様に、元来の名前「プリモスキーの階段」に戻りました。しかし、ほとんどのオデーサ市民は今もこの階段のソビエト時代の名前を知っており、この階段に言及するときは「ポチョムキンの階段」と呼びます。

ポチョムキンの階段(2005年) / Wikipedia

  • 戦艦ポチョムキン(1925年・ロシア) 1時間10分50秒
  • ロシア語の翻訳ではなく、英語版を基に翻訳したものです。

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