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青年海外協力隊と米国政府の平和部隊(Peace Corps)が連携へ

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トンレサップ(Tonlé Sap)は、カンボジアに位置する東南アジア最大の湖であり、クメール語で巨大な淡水湖 (sap) と川 (tonlé) という意味があります。
世界最大規模で水上生活者がくらし、1ブロック1万人、100ブロック以上100万人が住んでいます。女の子が一人で舟を操っています。巧いですね(^^)

In the Vietnamese floating village on the Tonle Sap Lake / Tartarin2009
In the Vietnamese floating village on the Tonle Sap Lake / Tartarin2009

3月19日、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊は、米国政府の国際ボランティア派遣機関である「平和部隊」との間で、ボランティア活動の効率性と効果を高めるための連携に関する覚書を締結しました。

訪日中のキャリー・ヘスラー・ラデレット米国平和部隊長官がJICA本部を訪れ、柳沢香枝理事との間で署名を行いました。

平和部隊と青年海外協力隊の間の、幅広くさまざまな活動を包含するパートナーシップの下、多様な分野での連携を目指すものです。青年海外協力隊は、今後、カンボジアなどで、初等・中等教育、スポーツと体育の分野で女子の参加を容易にすべく、平和部隊との協力を強化します。

キャリー・ヘスラー・ラデレット米国平和部隊長官(Dir Carrie Hessler-Radelet)/ Peace Corps
キャリー・ヘスラー・ラデレット米国平和部隊長官(Director Carrie Hessler-Radelet)/ Peace Corps

米国平和部隊(Peace Corps)は1961年にケネディ大統領の大統領令によって創設された機関です。教育や保健、農業技術、地域開発などの分野で米国人ボランティアを派遣し、草の根レベルで途上国の経済発展と人々の生活向上をめざしています。

1961年の創設以来、累計で約22万名(2014年時点)のボランティアを海外に派遣しています。

50周年を迎えた青年海外協力隊は、1954年の日本のコロンボ・プランへの参加を経て、1957年に構想がスタート。1961年の米国による海外ボランティア平和部隊創設、同年の日本平和部隊構想といった流れを経て、1965年に発足しました。

ラオスへの初派遣から始まった青年海外協力隊事業は、発足以来約50年間で88カ国(アジア、アフリカ、中東、中南米、大洋州、東欧)へ、計40,035名(2015年 1月31日現在)の隊員を派遣しています。

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