米ディズニーのSFアクション映画トロン:アレス(Tron: Ares)が、北米市場の週末興行収入で約3,350万ドル(約51億円)を記録し、首位を獲得しました。2010年公開「トロン: レガシー」の続編で、1982年公開の世界初の本格的長編CG映画トロンシリーズの第3作です。バイク「ライトサイクル」の疾走映像も公開されています。
- 映画「トロン:アレス」、興収51億円で北米市場首位に(10/13 CNN)
- 映画「トロン:アレス」(公式サイト)

AIプログラムを実体化する画期的な発明によって開発されたAI兵士のアレス(ジャレッド・レト)。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒されても何度でも再生可能という、まさに史上最強の兵士でした。しかし、現実世界で人間を知ったアレスにある“異変”が起きます。
やがて、制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していきます。果たして、アレスの驚くべき目的とは・・・?
監督はノルウェーのヨアヒム・ローニング氏、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」や「マレフィセント2」の監督も努めています。

調査会社コムスコアのポール・ダーガラベディアン(Paul Dergarabedian)氏は、「トロンは1作目の映画から40年以上経っても、初登場で1位を獲得できる数少ない長寿シリーズの一つであることは評価すべきだろう」と語っています。
- トロン:アレス(IMDb) Ratings: 6.7
今回解禁された映像は、シリーズを象徴するバイク“ライトサイクル”が現実世界を駆け抜ける、大迫力のチェイスシーンです。カナダ・バンクーバーで、6週間にわたり夜間の高層道路を封鎖して撮影されたもの。監督のこだわりが詰まった圧巻の描写であり、現実世界をライトサイクルが疾走する光景は、シリーズファン垂涎のアクションとなっています。
この映画の魅力は、なんと言っても映像と音響につきる。特に、リアルの街中を爆走するライトサイクルのシーンは最高!あのシーンだけでチケット代の元は取れたと言っても良いほど。この作品は、「演技がどう」「脚本がどう」とか細かいこと言う映画じゃない。「凄いCGとアクションと音を浴びれればオーケー」って人には、オススメ。
- 絶対IMAXで観るべき作品(レビュー/映画.com)