欧州日産はロンドンで、6月のルマン24時間耐久レースに参加する、新型レーシングマシン「ニッサン-デルタウイング」を発表しました。
米デルタウイング・レーシングカーズ社が手がけた革新的な車体デザインにより、デルタウイングの空気抵抗と車体重量(475kg)は、通常のレース用車両の約半分に抑えられています。
先端が尖って、通常の水平のウイングはなく、後部には「垂直尾翼」が立つユニークなデザイン。エンジンは日産製の1.6リットル、4気筒直噴ガソリン・ターボエンジン(300馬力)を搭載します。
人気アメリカンコミックのキャラクター「バットマン」の愛車「バットモービル」を思わせるデザインで評判になっています(^^)
レースでは、表彰の対象外でゼッケン「0」を付けて走行。斬新なデザインと空気抵抗の追求など、面白いプロジェクトですね(^^)
日産のアンディ・パルマー副社長は「レーシングカー向けの技術と、一般車の開発との間の距離は遠くなるばかりだった。ニッサン-デルタウイングは、その流れを変えることを目指している」と述べています。
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