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DeepMindのAI「AlphaGo (アルファ碁)」は何を変えるか?

Google DeepMindは、デミス・ハサビス(Demis Hassabis)、シェーン・レッグ(Shane Legg)とムスタファ・スレイマン(Mustafa Suleyman)よって、2010年にロンドンで設立された人工知能(AI)の開発企業です。2014年1月に推定5億ドルで Googleが買収しています。古代中国で生まれた囲碁の配置パターンは極めて複雑(チェスの指し手のグーゴル倍 [10の100乗倍]とされる)です。

AlphaGo / Google DeepMind Website
AlphaGo / Google DeepMind Website

囲碁においては、可能なすべてのパターンを先読みする方法では効果がないため、これまでコンピュータが人間を破った例はありませんでした。

2015年10月、DeepMind(ディープマインド)の AI「AlphaGo(アルファ碁)」は、欧州大会を3度制した樊麾(Fan Hui)に非公開で勝負を挑み、5戦5勝と圧倒。AIの進化を10年早めたと言われます。

ディープマインドの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のデミス・ハサビス氏は「いちばん重要なのは、AplhaGoは人間のプログラミングによって設計された、単なるエキスパートシステムではないという点です」と語ります。「代わりに一般的なディープラーニング(深層学習)のテクニックを使って、どうやって囲碁の試合に勝つかを AlphaGo自らが学んでいくんです」と述べています。

囲碁においては、最も強力なスーパーコンピュータですら、可能性のあるすべての手の結果を一定の時間内で分析するのに十分な処理能力を持っていません。人間もすべての可能性を判断することはなく、対戦相手とのかけひきや直感もあり、捨て石、捨てゲームもあるでしょう。AlphaGo(アルファ碁)が、捨て石、捨てゲームや、意外性を生むことができるかどうか興味ありますね(^^)

AlphaGo(アルファ碁)と韓国のイ・セドル九段との対局が、3月9日の第1局を皮切りに第2局は10日、第3局は12日、第4局は13日、第5局は15日に開かれ、全ての対局が YouTubeで生中継される予定になっています。面白そうですね(^^)

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