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GoogleのAI言語スキルをヘルパーロボット(Everyday Robots)が獲得

8月16日、Googleは話し言葉に反応するヘルパーロボット(Everyday Robots)の業務遂行能力が61%から74%に上がったと発表しました。このEveryday Robotsプロジェクトはまだ始まったばかりですが、Googleの大言語モデル(LLM)PaLMのおかげで言語理解が改善されました。米Alphabetは自然言語コマンドを理解できる「ヘルパーロボット」を製作するために、AIロボット工学とAI言語理解という2つの最も野心的な研究プロジェクトを統合(PaLM-SayCan)して進めています。

Grounding Language in Robotic Affordances / Google Research

ほとんどのロボットは、「水のボトルを持ってきて」などの短くて簡単な指示にしか反応しません。Everyday Robotsのロボットには、「飲み物をこぼしてしまいました。助けてくれますか?」と伝えることができます。ロボットは可能なアクションの内部リストを通じてこの指示をフィルタリング、「キッチンからスポンジを持ってきて」と解釈し行動します。

ヘルパーロボットが、あなたが「飲み物をこぼした」のを見て、あるいは「ああ、なんてこった、こぼしちゃった」と言うのを聞いて、あなたが掃除するのを手伝ってくれたら嬉しいですよね(^^)

Googleによると、モラベックのパラドックス(Moravec’s paradox)を解決するための共同研究(PaLM-SayCan)をボットに統合したことで、101の指示に対して84%の確率で正しく応答し、74%の確率でそれを実行することができたそうです。Googleは、ここまで「進化」したロボットは初めてと言います。ただ、同社として販売の準備には至っていません。現状では多目的ロボットとして、掃除機をかける、あるいはガードマンのような見張りをするといった単一の決まった作業をさせる道が広がっていると言います。

正真正銘のハウスキーパーホームヘルパーさんの仕事(スキル)は多岐に渡り、私たちは言語や表現の幅広さとその業務の複雑さを理解しているでしょうか? 最先端の自動運転車のはるか未来の能力を必要としています。

世界中の企業が人型ロボット(Humanoid robot)や家庭内ロボットを発表していますが、現状では人とのコミュニケーション能力や業務遂行能力は「ためいき」がでるほどです。しかし、Googleの最先端AI言語スキルをヘルパーロボットが獲得することは確かな大きな一歩でもあります。

最先端のRobotics Transformer モデル(RT-1)が生まれています。

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