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Google翻訳でスペイン語の友達を増やした女の子

アマンダ・ムーア(Amanda Moore)さんは、いつも一人で英語が話せないラファエル・アナヤさんを心配していました。 彼は新しく学校に来たばかりで、昼食もいつも一人で食べていました。アマンダさんはスペイン語を話せません。

アマンダさんは、彼との「言葉の壁」を乗り越えるため、Google翻訳を使って「昼食の時、一緒に座りたい」というメモを渡してみました。

Girl Uses Google Translate To Invite Lonely Boy Who Only Speaks Spanish To Lunch / Inside Edition
Girl Uses Google Translate To Invite Lonely Boy Who Only Speaks Spanish To Lunch / Inside Edition

メモを見たラファエルさんは、ジェスチャーを交えながらアマンダさんに感謝しました。

2人は仲良くなり、いつも一緒にランチを食べるようになりました。ハロウィーンのトリック・オア・トリート(Trick or Treat)など、新しい友情を続けたそうです。素敵な話ですね(^^)

Google 翻訳は、この10年で対応言語を103ヶ国語に拡大。当初、統計モデルを使用した統計的な機械翻訳の先駆けとして登場しました。

Google 翻訳
Google 翻訳

見知らぬ人同士を結びつけたり、言葉の壁を超えて友情を育むお手伝いをしてきた Google翻訳は、ニューラルネットに基づく機械翻訳 (Neural Machine Translation) の導入で、さらに進化しました。

今回、採用した新しいシステムでは、文章をパーツごとに翻訳するのではなく、ひとつの文として扱います。

文のコンテキストを把握することで、より正確な訳語の候補を見つけることができるようになり、その後、言葉の順番を変え調整することで、文法により正しく、人の言葉に近い翻訳が出来るようになります。

11月16日、この新システムを英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、日本語、韓国語、トルコ語の計8言語を対象に提供開始します。

8言語は、世界中の人口の約 1/3が話す言語に相当し、Google翻訳で利用される 35%以上のクエリに対応しています。

今回のアップデートは、過去10年の開発の歴史を振り返っても、それを大きく上回る飛躍的な前進だと述べ、その一方で、より良い機械翻訳への道のりは、まだ遠いことも事実と語ります。