クラウドファンディングで、目標額の727%を達成した発展途上国のためのLED照明、 GravityLight(重力ライト)のプロトタイプが、スリランカの一般家庭でテストされています。
電気のない生活をしている人々は、世界に15億人います。
明かりとして使うのは、有毒な煙を出し燃料代が高価なケロシンランプです。
重力ライトのテストしているスリランカの学校(Nawala School)に通う生徒の20%の家庭が、電気やケロシンランプの照明を持っていないそうです。
ケロシンランプを使用するにしても月額 500ルピー(約873円)ほどになり、途上国の貧困世帯では大きな負担です。
- GravityLight(重力ライト)レポート(deciwatt.org)
GravityLight(重力ライト)の発電効率とLEDランプの明るさ、使い勝手そして配線を延長したLEDランプなどを試しています。
この4月までテストを繰り返して、夏ごろに最初の一次製品として量産したいとしています。
この製品、非常用電源や屋外の簡易電源としても、優れたデザインと機能性を持っています。
量産されて製作者が言う10ドル(1,000円)くらいになれば、素晴らしいですね(^^)
- GravityLight: lighting for the developing countries(Update 20 Mar)
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