ハーバード大学自然博物館(Harvard Museum of Natural History)の中にアイヌ民族についての展示を見つけました。アイヌ民族の衣装や木彫りの舟、使用していた道具、日用品などでした。
1990年当時の日本は、アイヌを先住民族として認めておらず、日本国内では、アイヌ文化は「野蛮」「未開」とされており、劣等的・否定的に扱われることが多くありました。
- Ainu people(en:Wikipedia)
- アイヌ(Wikipedia)
米国のハーバード大学内でアイヌ関連の展示を見るとは思いもよらず、嬉しくなったことを思い出します。
そして、日本の先住民族でアイヌ民族がもっていた独自の素晴らしい文化や言語、デザインなどを学び、いち早く吸収しようとする探究心と向上心、イノベーションを感じました。
現在のコレクションは下記サイトから見れます。<追記:サイトが変更されています。>
- ハーバード大学民族学博物館/アジア(Website)
- Early collections of Ainu robes, leggings, prayer sticks, baskets, etc.
MIT Media Lab の言葉ですが、「創造力は、異なる学問分野や背景や文化や出来事が、予期しない形で組み合わされることによって増幅されるのである。」 素晴らしい言葉ですね。