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HIMARI さんのヴァイオリン演奏「彼女の中に神か天使が居る」

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2025年3月、クラシック音楽界で“最高の栄誉”と言われる「ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」へのソリスト出演を果たした日本人がいます。ヴァイオリン奏者のHIMARI(吉村妃鞠:よしむらひまり)さん、わずか13歳での出演は、約100年ぶりという伝説的快挙と言われています。出場したコンクールは全て1位、現在は米国の超名門音楽院「カーティス音楽院」に通う“最年少”の音大生です。

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ヴァイオリン奏者のHIMARIさんがベルリン・フィル・デビューを果たし、指揮者セバスティアン・ヴァイグレと共演 / Facebook

世界最高峰の舞台で大喝采を浴び、地元紙でも「彼女の持つ才能は疑いようがなかった」と評されるなど、バイオリン1本でベルリンを熱狂の渦に巻き込みました。

この3月には大手レーベル「Decca Classics」との契約も発表。レコーディングを担当したのは、かつて小澤征爾さんとタッグを組み、グラミー賞も受賞した音楽プロデューサーのドミニク・ファイフ(Dominic Fyfe)さんです。

ファイフさんは「HIMARIの演奏には言葉がのっているようです。誰かが語りかけるような、歌うような。それが彼女の演奏の魅力で、コンサート聴衆の心をつかむのです。それはたった数人しか持ち得ない才能です」と語っています。

ベルリンで大喝采を受けた彼女の挑戦にテレビ朝日の報ステが密着取材しました。下記は未公開映像を含んだネット特別版です。

2019年07月06日(土) TBS Radio「久米宏 ラジオなんですけど」に出演しています。

久米さんが「妃鞠さんは演奏中、何を考えてるんですか?」
妃鞠さんは「サラサーテのツィゴイネルワイゼンは本当は9分ぐらいあるんだけれど、その中間部はすごく悲しくて、どうにもならない感じをよく考えています」

久米さんが「悲しくてどうにもならない感じ…。どういう感じ?」
妃鞠さんは「シマウマの赤ちゃんがライオンに食べられちゃって、シマウマのお母さんがそうっと見てる感じ」と答えています。

8歳の妃鞠さんが「ヴァイオリニストのママの演奏に指導?!」など、面白い妃鞠さんのトークとエピソードは下記から(^^)

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Химари Йошимура. I тур. Струнные инструменты / XX Международный конкурс юных музыкантов Щелкунчик / Телеканал Культура

2019年第20回シェルクンチク国際音楽コンクール(Щелкунчик (музыкальный конкурс))では、審査員を務めたザハール・ブロン氏から「彼女の中に神か天使が居る」とまで絶賛されました。8歳の吉村妃鞠さん、下記YouTube(一次予選)で演奏されたツィゴイネルワイゼンは名演とされています。審査員は3人とも最高得点の12点を付けましたが、13点以上のカードがないので仕方なく12点としたとするほど素晴らしいとしています。

オリジナルの下記YouTube(Телеканал Культура)は、高画質/高音質(1080p Premium)再生できます。もう一度、妃鞠さんの名演ツィゴイネルワイゼンをお聴きください。

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