MITメディアラボの伊藤穣一所長が辞任

9月7日、米マサチューセッツ工科大(MIT)は、傘下の研究所MITメディアラボの伊藤穣一所長の辞任を発表しました。MITのラファエル・リーフ学長(L. Rafael Reif)が、Websiteに投稿した書簡によると、伊藤氏は提出した辞表でMIT教授の辞任も申し出ています。9月6日に米誌ニューヨーカーが、少女らへの性的虐待などの罪で起訴され、勾留中に死亡した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告からの献金を、MITメディアラボがひた隠ししようとしていたとの暴露記事を伝えていました。

伊藤穣一氏はこのトークで、“education(教育)”よりも“learning(学習・学び)”という言葉が好きだと語っています。

リーフ学長は、8月にエプスタイン元被告が管轄する財団からの約80万ドルの献金を大学が再調査すると表明していました。伊藤氏は8月15日に問題を謝罪して、メディアラボが元被告から受け取った資金と同額を人身売買の被害者支援団体に寄付すると表明していました。

しかし、米ニューヨーカー誌によると、これに加えて伊藤氏が管轄する投資ファンドが120万ドル、メディアラボが52万5000ドルを受け取っていたことを明らかにしています。さらにエプスタイン元被告は、別の富裕な個人(投資家のレオン・ブラックとビル・ゲイツ)からの750万ドルのメディアラボ向け献金を請け合っていたということも暴露しています。

9月7日、米ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times Company)とバイオテクノロジー会社 PureTech Healthの声明によると、伊藤氏は両社の取締役を辞任しています。また、John S. and James L. Knight Foundationと、マッカーサー基金(MacArthur Foundation)のボードメンバーも辞任しています。

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