Uberが自動運転部門(ATG)と空飛ぶタクシー部門(Elevate)を売却

12月7日、Uber(ウーバー)が自動運転部門(Advanced Technologies Group: ATG)をオーロラ・イノベーション(Aurora Innovation)に売却すると発表しました。さらに、9日には空飛ぶタクシー部門(Uber Elevate)をジョビー・エイビエーション(Joby Aviation)に売却することで合意したと正式発表しました。Uberは自社開発から撤退して、両社とは配車サービスやネットワークの実用化で連携します。

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Uber autonomous vehicle prototype spotted in San Francisco. / Wikipedia

Uberは2015年に米カーネギーメロン大学と提携し、自動運転技術の開発に参入しました。スウェーデンのボルボ・カー製の車両に自社開発の自動運転システムを搭載して北米で公道走行試験を手掛けていましたが、2018年に米アリゾナ州で死亡事故を起こし、開発が一時停滞していました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、Uberのライドシェア事業は不振が続いており、「巣ごもり消費」で市場が拡大する料理宅配サービスに活路を求めており、非中核事業については投資を削減しています。Uberにも「選択と集中」を迫るものでした。

Uberのビジネスモデルは、配車サービスやマイクロモビリティー、流通、梱包、食品宅配などを含む、あらゆる形態の運送業から収益を上げる戦略でした。それは「輸送のアマゾン」とも言えるものでした。

Amazonが出資する自動運転スタートアップ(Aurora Innovation)



UberのCEOを務めるダラ・コスロシャヒ(Dara Khosrowshahi)氏は、「高度な航空輸送業は、環境と未来の世代に飛躍的な利益をもたらす可能性があります。」と声明の中で述べ、「この分野の明白なリーダーである Jobyとのパートナー関係を深め、これらのテクノロジーのための市場作りを加速します。」としています。

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UBER AIR: The Future of Airborne Travel | Uber Elevate | Uber

スタートアップ企業 Jobyは2009年の創業以来、総額7億2,000万ドル超を調達しており、その大半はトヨタ自動車からです。

空飛ぶタクシーのコンセプト(Uber Elevate)


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