WeThe15: これは始まりに過ぎない(東京2020パラリンピック閉幕)

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9月5日、東京2020パラリンピックは閉幕しました。新型コロナウイルスの影響で1年延期された東京大会は、オリンピック(7月23日~8月8日)、パラリンピック(8月24日~9月5日)ともに全日程を終えました。各国から集ったアスリートがハンディを乗り越えて限界に挑む姿は、人間の可能性に溢れていました。障害者の社会参加を促す契機となった1964年東京パラリンピック大会から57年。2度目の祭典は多様な個性を認め合う「心のバリアフリー」を広めるレガシー(遺産)を残せたのか。その真価は大会後にこそ問われることになります。

東京2020パラリンピックは#WeThe15(人権運動)の始まりであり、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は「スポーツを通じ、世界の障害者12億人に声を上げる機会を与えたと思う」として、社会に取り残された障害者の存在に触れながら、「運動が始まった今こそ、彼らの声に耳を傾けるべきだ」と述べています。

差別をなくすためのスポーツ史上最大の人権運動「WeThe15」


閉会式でアンドリュー・パーソンズ会長は、日本の伝統技法「金継ぎ」について「誰もが持つ不完全さを受け入れ、隠すのではなく大事にしようという考え方です」と紹介します。その上で、「スポーツの祭典の間、私たちは違いを認め、多様性の調和を見せました。私たちの旅をここで終わらせてはいけません。今日は閉会式というよりも、明るくすべての人が共生できる未来への始まりと捉えてください。」と訴えました。

東京2020パラリンピックで掲げた Harmonious Cacophony(違いが輝く)世界を願い、東京から世界中へ届けたいという思いを込めて、スタジアム全体でルイ・アームストロングの名曲「What a Wonderful World」を歌いました。一人一人の「らしさ」を存分に発揮できる世界への願いを込めて、感動のセレモニーは終わりました。

YouTubeは、この素晴らしき世界(What a Wonderful World)のプレイイング・フォー・チェンジ(PFC)版。日本語字幕付きです。

The Tokyo 2020 Paralympic Flames Goes Out | Paralympic Games

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