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オス犬は怪我したメス犬に寄り添い列車から守る

  • Media

この写真と動画は、ウクライナ西部のウージュホロドで撮影されたもので、デニス・マラフェエフ(Denis Malafeev)さんという男性が、自身の Facebookに投稿したものです。
雪の積もった線路の真ん中に2匹の野良犬がいます。

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Denis Malafeev(Facebook)

横になって動けないのはメス犬のルーシーで、心配そうに見つめているのはオス犬のパンダです。(名前はマラフェエフさんの仮名)

メス犬のルーシーは脚を怪我して立ち上がることさえできず、危険な線路の上に横たわっています。

動画は列車が通過するところを撮影したものですが、パンダがルーシーに寄り添いながら、低い体勢をとって接触事故を防いでいます。

「The Independent」の記事によると、2日間も危険な線路の上でパンダはルーシーからひと時も離れず、厳しい寒さと通過する列車から守っていたそうです。

もちろん、マラフェエフさんを始め地元の人々は、動けない犬たちを助けようと試みましたが、人間が近づくとオス犬が興奮して手が付けられない状態になってしまうそうです。それでも時間をかけながら犬たちの信頼を得て、なんとか無事に保護することに成功しました。

犬たちを地元の動物保護施設に連れて行き、怪我が治りしだい新たな飼い主を探す予定になっているそうです。

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