番組 Japan’s Secret Shame(日本の秘められた恥)は、「True Vision」が制作し、2018年6月28日に英国BBC Twoが放送したテレビ・ドキュメンタリー番組です。2017年5月に準強姦被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織を数か月にわたって取材、性的暴行をめぐる日本の刑事法制・捜査手法・政府の対策などの問題を取り上げています。伊藤の意見や支援の動きとともに、本人や家族を非難するインターネット上の世論も紹介しています。

This film tells the moving story of 29-year-old Japanese journalist Shiori Ito, who in May 2017 shocked Japan when she went public with allegations that she was raped by a well-known TV journalist. / BBC

欧米では常識となりつつある「合意のない性行為はたとえ知人相手でも強姦」なのだという考え方について、日本の大学生は教わったことがない。また、日本の強姦罪(現・強制性交等罪)は2017年の法改正まで100年以上変わらず、強姦は窃盗より刑罰が軽かったなど、日本社会で性暴力が軽視されてきたことも紹介しています。

ドキュメンタリー番組 Japan’s Secret Shame(日本の秘められた恥)は、伊藤詩織レイプ疑惑事件の真偽だけを云々しているものではなく、背景にある法制度を含む日本社会の構造問題を扱っています。日本での放送は未定ですが、グローバルな視点から制作された番組を多くの日本国民が視聴すべきです。

明治時代に近代法体系を整備する過程で、庶民にも男系重視の家族制度(家制度)が採り入れられました。旧民法下の家制度では、男系の子孫を存続させることを目的とし、母親よりも長男の地位が高かったのです。これは、武家や公家に限られた江戸時代以前の家制度を、全国民に拡大したものでした。「男尊女卑」「女性蔑視」と性別役割分業固定化の源流です。

Dailymotion版には日本語字幕が入っています。

Japan's Secret Shame from ymgtksg on Vimeo.


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