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モスクワ出身エレナ・リバキナ選手が、カザフスタン史上初のグランドスラム優勝

7月9日、テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク23位、大会第17シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)選手が 3-6、6-2、6-2で第3シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)選手を下し、カザフスタン選手としてグランドスラム初優勝を果たしています。リバキナ選手はロシアのモスクワ出身ですが、カザフスタンが経済面やトレーニング面でより好条件のサポートを約束したため、2018年に国籍をカザフスタンに変更していました。今大会ではロシアとベラルーシの選手が出場禁止となっていたため注目を集めていました。

Elena Rybakina Final Post-Match Press Conference | Wimbledon 2022

記者会見で、ロシアが自身の優勝を政治的に利用すると思うかと質問されたリバキナさんは、「私は長い間カザフスタンの代表としてプレーしている。最高峰の大会でもカザフスタンを代表したし、五輪では夢がかなった」と話し、「どうなるのかは分からない。常にニュースがあるが、この件に関して自分ができることはない」と答えています。

また、ロシアのプーチン大統領と同国のウクライナ侵攻を非難するかと問われると、「自分が生まれた場所を選んだわけではない。カザフスタンは私をすごくサポートしてくれた。今日だってたくさんの応援が聞こえたし、国旗も目に入った。だからこのような質問にはどう答えればいいか分からない」と返し、理解を求めました。

会見の終盤に、モスクワに住む両親は今回の優勝にどう反応するだろうかと聞かれると、「すごく誇らしく思ってくれるはず」と、涙ながらにコメントしています。

7月9日、ロシアテニス連盟(RTF)のシャミール・タルピチェフ(Shamil Tarpischev)会長は、ウィンブルドン選手権女子シングルスで優勝したエレナ・リバキナは「われわれの成果」であり、ロシアの勝利だと主張しているようです。

リバキナ選手はカザフスタンが経済面、トレーニング面でより好条件のサポートを約束したため、2018年にロシアを離れたと話しています。近年テニス界では、ロシアからカザフスタンへの国籍変更が相次いでいます。

Elena Rybakina (KAZ) wins the Ladies’ Singles Final with her victory over Ons Jabeur (TUN) on Centre Court at Wimbledon.AELTC/Jed Leicester

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